色の違い

ブラックとダークレインボーとの違いは、黒と暗いグレーとの違いのほかに、色の見え方にチタン独特の特徴がありますので、それをご説明したいと思います。

まず黒は黒でもピアノの黒や漆の黒とはちがう、メタリックな照りのある黒。

黒いチタンなので玉虫のような反射が見てとれます。

ダークレインボーもチタングレーですが、やはり限りなく暗い緑と限りなく深い紫が相混じってグレー色に見えると言った方が近いです。ルーペで接写してみるとグレー一色から成らず、CDのような反射の多色が入り混じってグレーに見えているという色ですが、身のまわりのどんな金属よりもダークな濃い色です。

銀色という表現がありますが、銀はとても白いです。銀の隣にダークレインボーを置けば黒く写るでしょう。

次に耐久性ですが、これはお値段に比例しますが、ダークレインボーもよほどの衝撃をピンポイントで掛けない限りは落ちないです。

あえて電動工具で傷り落とす際にも職人が苦労するほど強靭な色です。自然に色落ちすることはありません。

写真は光源のマジックです。言葉で色を伝えるのもむずかしいです。ぜひ原宿の店舗で手にとってご覧になってみてください。